小野不由美さんの「十二国記 東の海神 西の滄海」を読み終わったので読書感想文を書きます。
この十二国記シリーズもエピソード3に突入です!
今回の舞台は十二国記の地図でいうと右上の方にある雁(えん)という国でのお話。
どうやら、この地は前の王がぼんくらだったこともあって、相当に荒れ果てたところとなってたみたいです。
六太と尚隆のダブル主人公って感じになるのかな?
六太:麒麟
尚隆:王
この国の方向性がどうなっていくのか、どういう展開が待ってるのか楽しみです!
主な登場人物
六太:王を指名できる麒麟。まだまだ若い。ちなみに六太も蓬莱出身。
尚隆:蓬莱(日本)からやってきた人で、おそらくは戦国時代あたりの人。六太によって王に指名されたが、王というか詐欺師ともいえる感じの胡散臭い野郎。
更夜:妖魔にまたがってた少年が六太に更夜という名をつけられた。六太とは幼馴染みたいなもん?
斡由:のちのち、斡由自身の信念やよかれと思って六太を誘拐することになる。
所感
時系列で整理すると、このエピソード3は2よりもさらに古い時代の出来事なんですね。
エピソード3:東の海神 西の滄海
↓
エピソード2:風の海 迷宮の岸
↓
エピソード1:月の影 影の海
最新刊から読んだ自分としてはどんどんと遡りで読んでいくことになってるw
「雁(えん)」という国は元々は荒れ果ててしまってたけどだんだんと輝きを取り戻していった国なんですね。
この巻では「バカ」という言葉がよく出てくるのですが、尚隆という人はバカなのか?それとも本当は優秀な人なのか?
ここらへんがポイントになってくるんですかね。
てか、ダメダメだと言われ続けてた尚隆ですが、実は王としての信念もしっかりと持っていて
本当はすごいいい奴やったやん!
何を言われようが気にせず(本当ははらわた煮えくりかえってるかもですが)、民のために頑張ってたんですもんね。
これぞ王って感じです。
次からはエピソード4に突入しますが、また時代は逆行していくのかな?
いずれにしろ楽しみです!
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